スポーツクラブが入る大型複合施設の新築案件でした。新築テナントでの計画において、早期より出店契約を結べると設備(電気・水道・空調等)において要望を建築側に伝え、あらかじめレイアウトに優位な環境整備を行う事が出来る場合が多々あります。 今回もその例に漏れず、事前の定例会等で希望したことが整備できたことにより、水周りや電気容量に制約を受ける事無く先生の希望プランを実現することが出来ました。
工事期間前の定例会出席など、通常ビル診よりは担当業務として時間的拘束が長いですが、それらの会合を通して建築側と過ごすことにより、お互いの意思疎通も次第に図れるようになり実際の工事期間中にはかなりいろいろな事を融通していただけました。 建築本体とテナント内装では職種・立場も違いますが、工事を期間内に安全に、無事終了させる目的は同じですので、積極的にコミットしていく事がやはり大切だと感じました。
大型複合施設の新築案件は工事に際し、いろいろな規制や取り決めを守らなければなりません。他テナントとの調整も含め、内装管理室との打合せや全体の定例会出席など内装工事側としてもとても長期にわたる業務となります。しかし、この部分をしっかり取り組むことにより、のちに大きな恩恵を受けられることがしばしばですので、こういったケースのテナント開業をお考えの場合、早めの業者決定とプラン確定がとても大切です。