まずはお電話や当ホームページお問い合わせフォームよりご相談下さい。
ご面談させていただいて、科目・専門はもちろん構想や希望をお伺い致します。
物件が決まっていれば現地調査を実施させていただき、水周りや、空調換気の経路、導入する医療機器によっては電気容量や重量制限等、プランニングに制約が発生するか否かを判断しご報告しながらプランの作成を致します。
現地調査が様々な理由で無理な場合には、敷地や建物の設備図面などの資料を基に概ねのご提案はさせていただきます。
物件の条件下において、科目特有の連携・動線・必要部屋数を考慮したプランをご提案致します。
ここから打合せを重ねていき、最終プランまでをつめていきます。
その際には、どれくらいの予算で実現可能かも検討し、絵に描いたもちと成らぬよう修正を加えていくことも大切です。
また、この段階で弊社において管轄保健所への事前相談を行い、基本設計となるプランにおいて指導を仰ぎます。
地域によってはこの作業がとても大事になる場合があります。
基本設計に対するデザイン・色彩計画のご提案を致します。ご面談時や打合せを重ねる中で持っていらっしゃるイメージをお聞かせください。
また、具体的なイメージが無くとも好きな色やお気に入りのブランド店、ご自分の趣味としている事柄まで、ちょっとしたキーワードがデザインコンセプトを決める要因になることもあります。
基本設計・デザイン(イメージ)を決定すると共に工法や仕様材料を確定し最終のお見積りをご提示致します。お見積り内容を確認・検討していただき、必要なところは微調整をしながら工事金額を決定し、ご契約させていただきます。
※設計監理だけの場合は設計監理料を概算でご提示致します。この場合は施工費の5~9%(工事ボリュームにより差異が出ます)とお考え下さい。
施工準備を進め、いよいよ着工です。詳細な工事工程表に基づき進めてまいります。
テナント案件によっては建物側の工事も発生することがありますので、それも考慮して工程を組み立てます。
また、工事初期の墨出しの段階で各部屋の大きさ・動線を確認していただきます。
図面と実際のイメージにずれは無いかを現場を見ていただいた上でその後の工程に進みます。
完工後社内チェックを行い、保健所検査・消防検査等を終えてお引渡しです。
ただ、実際には保険申請の関係で、完工からご開院まで約一ヶ月(地域差があります)の期間がありますので、スタッフ決定後の施設の取扱説明や医療機器搬入に伴う日程調整と確認など、担当者が開院日までお手伝い致します。
ご開院後も点検や経年変化による不具合の調整、また設備や医療機器の増設に伴い必要となる小工事など、末永いお付き合いで日々の診療をご安心して継続できるよう心がけています。余談ですが、弊社では開院一周年には必ず担当者がご訪問させていただいています。
開院時の苦労話で花が咲くこともしばしば。お引渡しとは別の嬉しいひと時です。