もともとファーストフードが入居していたテナント案件。天井内にはいろいろな設備が残ったままでした。単に撤去してしまえばそれまでですが、当然費用も掛かります。
クリニックとして必要な設備条件を満たしながら、配置に工夫をし必要の無い撤去費用を押さえる事に注力しました。テナント内見時に見えない部分がどうなっているかの確認もしっかり行った事でコストを抑えられたと思います。
研究よりも現場で寄り添う。長年それを実践されてきた先生の全ての要望はご自分がいかに快適かではなく、その形状・配置は本当に患者さんのためなのかという視点が中心でした。そのためには自ら一歩二歩の行動を厭わない。科目のセオリーに捉えられがちな私たちにとって、あらためて誰のための施設かを振返り、再考する機会を与えて頂きました。
テナントは条件を探っていくうちにいろいろな制約があったり、コストアップの要因が隠れていたりすることが多々あります。内見だけではなく、見えない部分の調査もしっかりしてクリニックとしての最適に近づける事が出来るかどうかのノウハウを持っている業者選定が大切です。私たちアドミニは、どういうクリニックを作るかは勿論、どんな条件を解決できたかをご面談時にお伝えしています。