さくまクリニック様

診療科目:泌尿器科
坪数:30坪
竣工:2012年9月
所在地:東京都練馬区

想いが通じた一度きりのプラン提案

さくまクリニック様

設計のコンセプト

クリニックモールのちょうど真ん中に位置したテナントで、柱形が一本だけのすっきりした長方形の区画。水廻りに制約がありましたが患者さんの行かないバックヤードで床上げして必要な所にしっかり配置出来たのが『トイレが命』の泌尿器科にとって最大のポイントでした。
患者用トイレには検査も兼ねる医療用便器をご提案し、単独機能しかないトイレをいくつも造る事をせずスペースセービングを図っています。

担当者のコメント

最初に現場確認をし、設備面のチェックやビル側さんの入居条件等把握した上で先生のご希望をヒアリング。それから図面化していく訳ですが、今回提案させていただいたプランは一つだけでした。A『水廻りを基点として考えると裏動線もこんな形で確保しつつ・・・』D『うん、じゃこれで』A『は?』D『これでいこう』A『は、はい、ではこれで』初めて出すプランをたたき台と捉えず、私達なりのストーリーを持って望み、それが一瞬で 報われた案件でした。先生がしっかりしたイメージを持って下さっていたからこその結果です。

ワンポイント

ワンフロアーを区画して組成したテナントでは、その区画自体に対する法規の適合をチェックしていくのと同時に、フロアー全体の法規にも沿うようにしなければいけない場合があります。それを満たす為にはクリニックとしてイレギュラーな事も多々あり、折り合いを関係諸官庁と協議して解決していかねばなりません。
こういったケースではやはり豊富な経験・事例を持った設計会社と取り組む事がとても重要です。

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